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Ducst®(ダックスト)

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PC鋼より線として多層の防錆性能を完成!
全素線二重防錆ストランド「Ducst®」

PC鋼より線の心線一本一本に、亜鉛めっきとエポキシ樹脂静電粉体塗装を二重に施し、最強の防錆性能を有する超耐久性ストランドへ進化しました。

Ducst(ダックスト)とは?

「Ducst」(ダックスト)は、SCストランドで培った技術を余すことなく発揮した、多層の防錆被膜を有する超耐久性PC鋼より線です。全素線を亜鉛めっき被膜(一次防錆層)とエポキシ樹脂被膜(二次防錆層)の二重防錆構造(Dual Ultra Coat)とした、他に類をみない高耐久防錆性能を実現しました。


建設技術審査証明(土木系材料・製品・技術、道路保全技術)
建技審証第0324号(一財)土木研究センター

Dual Ultra Coat

  • 亜鉛めっき被膜を施したPC鋼より線へ、さらにエポキシ樹脂被膜をコーティングする「Dual Ultra Coat」。亜鉛めっきの優れた防錆性能に、耐塩性、耐酸性、耐アルカリ性をもつエポキシ樹脂被膜を加えた二重構造とすることにより、それぞれの苦手とする点を補完した防錆方法です。
  • 亜鉛めっきの優れた防錆性能は、経年により亜鉛層が消費されるため防錆性能保持期間が限られています。亜鉛層の外周にエポキシ樹脂層を設けることにより、亜鉛の経年消費を抑制します。
  • エポキシ樹脂被膜の耐塩性、耐酸性、耐アルカリ性に優れる防錆性能は、被膜の傷部ではその性能が十分に発揮できません。万一、エポキシ樹脂被膜に傷がついても、下層部の亜鉛めっきにより防錆性能が担保されています。

防錆性能

溶融亜鉛めっきの腐食速度は、年間5~10g/m2といわれています。このめっき腐食を抑制するために、めっき表面に素地調整を施して、エポキシ樹脂静電粉体塗装により、二次防錆被膜を形成します。素地調整により、一次防錆層と二次防錆層は完全に密着し、優れた防錆性能を発揮します。

機械的性質

PC鋼より線のような高張力鋼は亜鉛めっきを施すと、めっき温度の影響により機械的性質(引張荷重や降伏耐力)が低下します。「Ducst」は特殊製造法により裸PC鋼より線と同じ線径で同等の機械的性質を確保することに成功しました。

「Ducst」(Duc-S)

種類 防錆被膜または被覆仕様
JIS記号 呼び名 単位
質量
(g/m)
標準
外径
(mm)
標準被膜または被覆厚さ 被膜または被覆合成樹脂の種類
a
(g/m²)
b
(mm)
c
(mm)
d
(mm)
a b c d
SWPR7B 7本より
12.7
774 13.9 270 0.2 - - 亜鉛
めっき
エポキシ - -
SWPR7B 7本より
15.2
1101 16.4 270 0.2 - -

「Ducstアンボンド」(Duc-U1)

特許第2055731号
種類 防錆被膜または被覆仕様
JIS記号 呼び名 単位
質量
(g/m)
標準
外径
(mm)
標準被膜または被覆厚さ 被膜または被覆合成樹脂の種類
a
(g/m²)
b
(mm)
c
(mm)
d
(mm)
a b c d
SWPR7B 7本より
12.7
774 17.1 270 0.2 - 1.1 亜鉛
めっき
エポ
キシ
- ポリ
エチ
レン
SWPR7B 7本より
15.2
1101 19.6 270 0.2 - 1.1

「Ducstアンボンド」(Duc-U2)

特許第2552604号
種類 防錆被膜または被覆仕様
JIS記号 呼び名 単位
質量
(g/m)
標準
外径
(mm)
標準被膜または被覆厚さ 被膜または被覆合成樹脂の種類
a
(g/m²)
b
(mm)
c
(mm)
d
(mm)
a b c d
SWPR7B 7本
より
12.7
774 18.6 270 0.2 0.7 1.1 亜鉛
めっき
エポ
キシ
ポリ
エチ
レン
ポリ
エチ
レン
SWPR7B 7本
より
15.2
1101 21.1 270 0.2 0.7 1.1

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Ducst(ダックスト)の種類と用途

種類 記号 プレストレス
導入方式
主たる用途
Ducst Duc-S プレテンション
ポストテンション
土木構造物、建築構造物、塩害地域橋梁、港湾構造物、海洋構造物、
特に腐食環境の著しい場所の構造物に最適
Ducst
アンボンド
Duc-U1 ポストテンション 防食性と摩擦抵抗に優れているので、建築構造物や各種アンカー、
特に腐食環境の著しい場所の永久アンカーや外ケーブル、斜張ケーブルに最適
Duc-U2

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Ducst(ダックスト)の試験結果

塩水噴霧試験

JIS Z 2371「塩水噴霧試験方法」(噴霧塔方式)により、塩水噴霧試験を行った。

試験条件

  • 試験溶液:塩化ナトリウム(NaCl) pH6.5~7.2
  • 試験時間:2000時間

「Ducst」 2,000時間試験後の表面状態,「Ducst」 2,000時間試験後の内部状況

乾湿繰返し試験

乾湿繰返し試験後の「Ducst」は、外観上の変状や機械的性質の低下はなかったことから、優れた防錆性能を有することが確認された。

試験条件

  • 試験溶液:塩化ナトリウム(NaCl) 3%溶液
  • 試験片:φφ12.7「Ducst」をコンクリート(開口あり)に埋め込み、0.8Pyで緊張して、84サイクルの乾湿繰返し。(亜鉛めっきPC鋼より線を比較材とした)

試験結果

  Duc-S試験後 亜鉛めっきPC鋼より線試験後
引張荷重(kN) 191 189.5
0.2%オフセット荷重(kN) 170.9 170.8
伸び(%) 11.8 9.07

上:亜鉛めっきPC鋼より線(母材) 下:「Ducst」

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