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PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究

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実験・研究関連

PC圧着工法は現在までに350万m2が施工されてきました。PC圧着関節工法の持つ優れた耐震性能が地震国日本において受け入れられてきたために、達成できたといえましょう。

KTB協会では、PC圧着関節工法に関するものなど、多くの研究や実験を行ってきました。各研究や実験関連論文のリストをご紹介します。

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PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究

2002年度から2005年度にかけて、東京工業大学において、PC圧着工法を適用した正負繰り返し載荷実験を行いました。試験体は、地震力が作用したときに曲げモーメントが0になる反曲点位置で、柱・梁部材を切り取った柱梁接合部十字型試験体です。およそ実建物の縮小モデル試験体で、スラブは設けず、両梁外端部(反曲点位置)から交番載荷繰返し荷重を行っております。

2002年度は、PC圧着関節工法におけるコーベルの有無による圧着関節部の回転性能について検証目的。2003年度は、PC圧着関節工法と場所打ちRC造とのパネルゾーンにおけるせん断耐力等の比較について検証目的。釣り竿理論・関節理論の概要と解説については、技術・工法ページの釣り竿理論をご覧ください。以下は関連論文のリストです。

論文タイトル 発表年月 著者(敬称略)
(○印は発表者)
PC圧着関節工法による損失制御設計
(その1 損失制御設計の考え方)
2001年9月 ○中野清司
 田辺恵三
 町田重美
 和田 章
PC圧着関節工法による損失制御設計
(その2 関節接合の設計詳細と解析モデル)
2001年9月 ○田辺恵三
 中野清司
 山田大彦
 町田重美
 和田 章
 松崎育弘
PC圧着関節工法による損失制御設計
(その3 設計例と地震応答)
2001年9月 ○和田 章
 田辺恵三
 町田重美
 水津牧子
 柏崎 司
 藤原孝宏
 伊藤 肇
PC圧着関節工法による損失制御設計
(その4 損失制御設計の評価)
2001年9月 ○町田重美
 中野清司
 田辺恵三
 森田司郎
 山田大彦
 和田 章
PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究
(その1 柱・梁十字型骨組の実験概要)
2003年9月  中野清司
 和田 章
○坂田弘安
 久保山寛之
 松崎育弘
 池澤 誠
 田邉恵三
PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究
(その2 関節部挙動に関する検討)
2003年9月  和田 章
 坂田弘安
○久保山寛之
 松崎育弘
 池澤 誠
 黒沢亮太郎
PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究
(その3 PC鋼より線の付着性状)
2003年9月  松崎育弘
 杉山智昭
○池澤 誠
 坂田弘安
 久保山寛之
 黒沢亮太郎
PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究
(その4 PC圧着関節工法における復元力特性のモデル化)
2003年9月 ○田邉恵三
 中野清司
 松崎育弘
 町田重美
 伊藤 肇
 中川 理
 藤原孝宏
 黒沢亮太郎
PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究
(その5 工法の違いによる地震応答)
2003年9月 ○山下 実
 中野清司
 早野裕次郎
 町田重美
 中川 理
 田辺恵三
 藤原孝宏
PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究
(その6 復元力特性モデルの違いによる地震応答)
2003年9月 ○中川 理
 中野清司
 町田重美
 田辺恵三
 藤原孝宏
 山下 実
PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究
(その7 柱梁接合部せん断実験の概要および結果)
2004年8月 ○岡野大志
 久保山寛之
 池澤 誠
 杉山智昭
 田邉恵三
 坂田弘安
 和田 章
 松崎育弘
PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究
(その8 実験結果および検討)
2004年8月 ○久保山寛之
 岡野大志
 池澤 誠
 杉山智昭
 伊藤 肇
 坂田弘安
 和田 章
 松崎育弘
PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究
(その9 PC鋼より線の弾性付着性状)
2004年8月 ○池澤 誠
 竹中裕美
 岡野大志
 黒沢亮太郎
 杉山智昭
 坂田弘安
 和田 章
 松崎 育弘
PC圧着関節工法による損失制御設計に関する研究
(その10 PC造架構に制震デバイスを組み込んだ地震応答解析)
2004年8月 ○北爪秀和
 杉山智明
 岡野大志
 松崎育弘